砂漠のフェスティバル

フト、思いついて……、タワーレコードへ行って、CD「砂漠のフェスティバル」(ライス・レコード RICE TUR-534 税抜き2500円)を購入してきた。
西アフリカのマリで、サハラ砂漠に住む遊牧民達のために行われている地元密着型野外イベントの、2003年のライブ盤である。
これがナントモ、鳥肌が立つくらい良かった!!

ブックレットの写真では砂漠の中に忽然と? しつらえられたステージを囲んで、
ターバンや独特の民族衣装で身を包んだトゥアレグの方々が、大勢陣取っている。
マリのジョン・リー・フッカーとも呼ばれるギタリスト、アリ・ファルカ・トゥーレを始めとして、弦楽器の響きが独特であるように、私にはきこえる。
やはり空気が乾いているのが録音にも反映されているのだろうか…?
砂漠の夜の空気を、ギターの音が遠くまで切り裂いていくような、そんな響きがある。

反復するビートと太鼓の音、マイナーなメロディーを聴いている内に、自分がどこか別の場所へ行ってしまう…。この音楽だけで十分にトランス(軽い催眠状態)に入り、お腹の底から高揚する感じが、起こってくる。
なんだろう? 今日の満月の影響もあるだろう。

「これは強烈過ぎて、2回聴けないなあ。」(笑。)
この後、「満月と香りの瞑想会」の仕事があるのだが、
準備に手がつかないくらいなのです…。ナハハ。