アンケートを了えて

私が、「身心一如のアロマセラピー」の実践・研究の中で知り得たことをメールマガジンとして、お伝えしています。
ご感想・ご意見などありましたら、教えていただけると、とても有り難いです。

●もっとコミュニケーションを
3月におこなったアンケートへのご協力、本当にありがとうございました。
手間のかかる質問項目でしたが、17名もの方からご回答を頂けました。感謝です。
(全体では200名弱の方に、メルマガ、個人メール、郵送等でお送りしました。アンケート本文はココにあります。)

何より驚かされたのはーー皆さんがそれぞれに、本当にバライティのある意見を持っていて、それらを伝えて頂けたことです。
例えば質問7で「おもいっきり想像の翼を広げて」「どんなことをしてみたいですか?」と問いかけましたーー
香りの色や波動をみたい、香りの音を聞きたい方もあれば、香りでゲームしたい方もいる。
素晴らしい香りのブレンド(調合)をしたい方もおられるし、(香りを持って)ベストな場所で昼寝したい方もいます  
できることなら……皆さんで一同に介して、おしゃべりできたら楽しいだろうなあ。

もっとお互いに、気楽にコミュニケーションしませんか! こんなにいろいろな視点やアイデアがあるのですから、活かし合えたらもっと「何か」が生まれてくるのではないでしょうか。
このメルマガを読んでいる方でも、関心を持ちながらもナントナク…アンケートを見逃してしまった方もおられるでしょう。私もできる限りフットワーク軽くお返事しますので、何でもあなたのご意見やアイデアを、ぜひコメントやトラックパッドをお寄せ下さい。
一方的な情報ではなく、双方向的なコミュニケーション・システムとして活用したいのです。

●あらためて、「全体性・全体」って何でしょう?
質問5では、「アロマのホリスティック(身体・心・魂を全体的にひとつのものとしてみる)なアプローチについて」私は問いかけました。
これを「自然なこと」と受けとめる方もいますし、「賛成だけれど、全く知らない人に説明するのは大変」という方もいるーー私もそう思います。
1985年に日本で最初にアロマテラピーを紹介したのは、ロバート・ティスランド著「アロマテラピー <芳香療法>の理論と実際」といわれますが、これを読むと、アロマテラピーが元々から「ホリスティック」なものであるのがわかります。
しかし日本で実際に広められているアロマに、そうしたセンス・観点が充分にある……とは言えないでしょう。
あらためて、「全体性・全体」って、何でしょう???

実はひとは、「全体性」には容易には触れられない、のかもしれない。
たいていの場合、精神あるいは身体の危機状態や至高体験(ピーク・エクスペリエンス)などの非日常的なプロセスの中で「全体」に出会うのであり、
日常的な状態ではひとは、もっぱら「部分」から認識するからです。(これもまた、意味深いことです。)
ましてこんなセチガライ現代ですから、こう言ってる私自身、フト気がつくと意識が「小さく小さく」なってしまっているのがわかります(トホホホ)。
そこには、「どうせ……こんな人生なのだ」とか、「こんな自分なのだから……」という思い込みがガッチリとあって、
あらかじめ自由に発想するのを限定しているようです。

(できる限り…でいいのです)それらの「思い込み」を脇に置いて、
ゆったりと自分の呼吸を感じる中で、「大いなる自分」を感じ・味わってみませんか。
それは「個」からもゆうゆうとはみ出し・広がっている、かもしれません。
そこから「生まれてくる何か」「湧き出てくる何か」が、あなたの人生にプラスを産み出すことでしょう。
(もちろんアロマからも、すべてから自由に)、あなたの「今・ここ」をより充たされて・愉しんで生きて行かれますように。