聴くメディテーションーー「銀の旋律」コンサート


「センツ・オブ・ノーイングに学ぶ個人レッスン」http://www.ne.jp/asahi/bun/tao/lesson/index.htmlを受講して頂いている
モッチーのご好意で、
この夜は北インド古典音楽のコンサート「銀の旋律」を、愉しんできました。


近くのセシオン杉並というホールで行われたのですが、
集まってくる皆さんを人間ウオッチングしているだけでも、かなりタノシイ。


やはり、高円寺とか西荻窪のノリを感じさせる若い衆が多く、
なんだか旅の途中、
カルカッタの宿で出会った人とネパールのポカラで再会する
ーーみたいな雰囲気・エネルギーが「場」に溢れていて、
愉快です。フッフッフッ。



シタールのSri.アミット・ロイ氏が演奏し始めると……
これは「銀」というよりむしろ、「鋼(はがね)」の音じゃないかな。
1音1音が強く、明瞭に響いている。
そこにタブラのPT.アニンド・チャタルジー氏が、呼応していく。


私の感覚ではーーシタールとタブラの中間、少し手前に
自分の意識を置くようにしてボンヤリと聴くと、
おもしろい。
アミット・ロイ氏の右手と左手、アニンド・チャタルジー氏の右手と左手、その指先は、完全にひとつになって奏でているのですが、
その音像・音の呼吸の内に自分も溶けてしまい、
時間が消失するようです。
音は一瞬一瞬流れていくのに、
「永遠」の中にたたずんでいる自分がいる…、不思議な心地良さ。


終了後は、会場でお会いしたラーナオンサさん(占星術師/チャネラー)ご夫妻と食事する。
本当にお久し振りで、お話しなくてはならないことは貯まっているはずなのに、
私はニコニコしているばかりで、うまく話せない。
……ナサケ無いなあ(ため息)。