中途半端が可能性でもあるーー即興コラボ11/24を振り返って


11/24六本木DOZホールにて、新しい試みとして
「即興コラボPart2ーー即興劇(ビジョン・シアター+シンセサイザー即興演奏+即興アロマ」をおこないました。
私なりのふり返りと反省を、ここに覚え書きしておきたい。


午後2時に始まり、おおまかに3つのパートで進行しました。
まず最初に、「私の即興アロマ+高橋由美子さんの即興演奏」のパート。
参加された皆さんに反応を聴きいたり、シェアリングしながら、
単体のメリッサの香りから始まり、
2番目の香り Lions' Heart、 3番目の香りThru Golden Spiral と進めました。

2番目のパートは、ガンダーリ松本さん http://space.geocities.jp/keikospaceyuyu/ のリードで「ビジョン・シアター」のワーク。
参加者全員でウォーミング・アップ的なワークを重ねて、
最後は4人の演者の方々に参加者の「人生の一コマ」を、
即興劇で再現するワークまで進みました。


3番目のパートは、高橋由美子さんのシンセサイザー即興演奏。
サポートの方々の応援もあって、映像のプロジェクターも加わり、
思いのほか贅沢なひと時となりました。
最後に皆さんの感想をシェアリングして終了。



からしますと……「気づきのワークショップ」でもあり、
「即興の創造の場」でもあり、
「お楽しみ(エンタテーメント)の場」でもある所が、
興味深いイベントでした。
よくいわれる「コラボ」というのと違って、
イベントの存在のあり方のレベルで、根本的に実験的なのです。


「気づき」や「癒し」を得る心理的なワークショップを越えて、
「今、この瞬間」に生まれる何かを発見する、共同創造・共同発見の場です。
しかも、楽しみながら、
「いったいコレは何だろう?」とオモシロがりながら。



そこには同時に中途半端で、いたらない部分もあったようです。
説明不足や、中心になっている主催者の間での、
「同意」に不十分な部分もありましたね。


それでも私は、「中途半端」が可能性でもあるーーと思うのです。
未知の、ワンダーな何かへの道がここに開かれている……。
あなたが、言葉にならない、言葉になる前の意識レベルで、
身体から、本能から、遠い記憶から、
ゆさぶられる体験をできる可能性が、ここにあります。