竜馬オモシロ過ぎです〜☆坂本竜馬を人間成長のモデルとしてみる

新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)

新装版 竜馬がゆく (1) (文春文庫)


「日本を今一度 洗濯いたし申し候」
ーーこれは、幕末維新期の奇蹟ともいわれる、
坂本竜馬の言葉のひとつです。


竜馬という人物は、まったくオモシロ過ぎます☆☆☆
そして、竜馬をロールモデル(人物モデル)として見てみますと、
「どうすれば、人が持てる可能性のポテンシャルを、より効果的に開花できるか?
大きく人間的成長できるか?」ーー
というヒントをつかめそうです。



ここでは、司馬遼太郎さんの著作「竜馬がゆく」文春文庫 を軸にして、
人間成長のモデルについて、お伝えさせて下さい。



坂本竜馬は3つの時期で進化・成長
竜馬がゆく」では、司馬遼太郎さんの時代を大きく俯瞰する視点や、
竜馬の語った言葉や息づかい・雰囲気まで伝わってきて、
とても興味深く読める物語となっていて、オススメです。


大まかにみると、竜馬は3つの時期を経て、
薩長連合や大政奉還という歴史の一大転換を生み出す人間までに、
成長しているようです。



【第1の時期:支援者/メンターに育てられる】
竜馬は子供の頃、泣き虫で寝小便が続く、
弱気な子供だった、といわれます。
それが姉「乙女」の厳しい教育で、たくましい少年に変わって行くのです。
「乙女」姉さんは、身長175cm、体重113kg、「坂本のお仁王様」と呼ばれた、雄々しい女性。


その後江戸に出た竜馬は、勝海舟の1番弟子となり、その教えを受けます。
「乙女」姉さんや海舟のようなスケールの大きな支援者、
つまりメンターに恵まれた環境が、
竜馬の成長を育んだ、最大要件となっているでしょう。



【第2の時期:自分の内なるメンターに育てられる】
やがて新しい時代を創造するために、
竜馬は日本全国を旅して、
幕末の志士達と出会い、行動していきます。


血気にはやった志士達は、幕府に向かって決起しては、
失敗し、討ち死にして行くのですが……
その渦中でも竜馬は、自分の成長を大きな目で眺めているのです。


今の自分の能力に足らない部分があるとしても、
これを「大きな目」で、おおらかに見て、
将来の自分自身の成長を信じているーー
これも竜馬のメンタリティの持つ、成長要因ですね。



【第3の時期:後進を育てる支援者/コーチ/メンターにもなる】
日本最初の株式会社である「亀山社中」、
そして船舶による海運商社でもあり、
立海軍でもある「海援隊」を、立ち上げた竜馬の下に、
日本全国から時代変革の志を持った若者達が、集まってきます。


かつて「乙女」姉さんや海舟に育てられた竜馬が、
後進や同士をやはりおおらかな愛情で包んで、育てているのです。


……こうして竜馬は、大政奉還が成功した1ケ月後に暗殺されてしまいますが、
彼が育てた後進や仲間達が、その後の明治政権を作っていくわけです。



まとめますと、私としてはーー
メンター的環境に恵まれ、自身もメンター資質を持っていた竜馬が、
「自分はもっと大きく・豊かな人間存在になる」と、
「可能性の伸びしろ」をとても大きく見積もっていることが、
良かったのではと、考えます。



「私はもっともっと、大きく・豊かな存在になれる」


ーーそんな風に自分にアファメーション(潜在意識に語りかける)すると、
あなたも(そして私も。苦笑です)
竜馬のように可能性が広がっていくカモです☆☆☆



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