カリフォルニアから旅日記、ジョン・スチール氏の聖なるアロマを体験

8/29は、サンフランシスコからロサンジェルスまでロングドライブして、
私のアロマの仕事の軸ともなっているジャック・チェイトマン氏のアロマに、
大きな影響を与えた先輩であるジョン・スチール氏に、
お会いしてきました。


スゴい体験でした。
まったくスゴ過ぎて、私もまだ茫然としてますが…
覚え書きとして、ここに書いておきましょう。



LAまで片道5時間から6時間、
車の運転は弟が、通訳として弟の奥さんが協力してくれて、
3人でドライブです。


霧に包まれたSFから車が南下して行くと、
ジリジリと温度が上昇して感じられます。
風力発電機が大きなプレペラを回転している、
道端にブッシュ・セージが茂った荒野を、
ひたすら走って行くわけです。


アポイントの13時過ぎに、ビバリーヒルズの北、
丘の上にセレブな豪邸が並ぶ、
シャーマン・オークに到着しました。
人類史の中での植物による癒しの歴史を研究し続けてきた、
ジョン・スチール氏の邸宅がここにあります。


実は…著作やYoutubeで見ていて、
「1種のマッド・サイエンストみたいな方だったらどうしよう?」
という心配もチョッピリありましたが…
ジョン・スチール氏御自身が入り口に立って、
私たちを迎えて下さったので、
ホッとしました( ´ ▽ ` )ノ



それから4時間もたっぷりと、本当にスペシャルな精油ばかり30種類以上を並べて、ティスティングしながらじっくりお話しできました!


予想を遥かに越えてジョン・スチール氏が対応して下さったので、
ここに書ききれない、重要な体験でしたが、
まずは要点だけ記させて下さいね。




●植物からダイレクトにメッセージを受けとり、植物の声に耳をかたむける
ジョン・スチール氏のアロマへのこだわりのポイントについて質問すると…
「植物そのものが語りかけてくるから、それに耳を傾けなさい」
と、言われました。


さまざまな先住民文化でシャーマンは、自然に入り樹木や植物そのものから、
言葉にならない(テレパシー的な)メッセージを受けとる、
といわれます。
私自身、ハーブや植物を育てていて、
話しかけることはよくありますが……
これはシャーマニズムやアミニズムではとても原則的な観点です。


私もあらためて、ここにたち戻され、
またシャーマニズムとアロマという原点をジョン・スチール氏と共有していることに、感激しましたヽ(;▽;)ノ



●「Best of Best」そして、「美 Beauty」と「力 Power, Energy, Force」
「それではノートを広げて、
あなたがエッセンシャル・オイル(精油)から感じることを全て、
書き留めてみて下さい。」
そんな風にジョンさんから言われて、
今回の香りの体験は始まりました。


1種類、また1種類とテイスティングしていく毎に、
ジョンさんのエッセンシャル・オイル(精油)のクオリティには、
驚愕させられるばかりです。

これについて、「私は、Best of Best の精油を探し続けている」
と言われました。
何しろ、ジャスミンにしてもラヴェンダーにしても、
同種の植物で次から次へとクオリティのより高いものが、
手渡されるのです。


そして核心としては、
精油の持っている"Beauty" と" Power"が何より大切」
というお話ですた。
ウ〜〜ン、うなっちゃいます。


というのもエッセンシャル・オイル(精油)の香りの中に、
"Beauty" と" Power"を認知すること自体に、
ある程度の嗅覚トレーニングが必要とされるからです。


私には精油が持っている"Beauty" や" Power"は、
視覚や気配でリアルに「みえる」ように認知できるのですが……
これはどなたにでもやさしいことではない、
かもしれません。


でも、ジョン・スチール氏の精油の"Beauty" や" Power"は、
本当にずば抜けて素晴らしいものです。
グルジェフをまねて言えばーー
「注目すべき香りとの出会い」
とでもなるでしょうか(笑)



私は、あっけにとられながら……
ジョンさんの手渡す精油から、
起こってくる身体感覚、感情、記憶、イメージ、直感、雰囲気等を、
できる限りの言葉とボディ・ランゲージで表現し続けました。


すると次第に、
ジョンさんのレクチャーも熱を帯びてきて、
2時間、3時間、気がつくと4時間にもなっていました。


ここで体験したスペシャルなエッセンシャル・オイル(精油)のリストは、
後の記事でアップしますね。