無意識のはからい、プロセス、タオを信頼する

カウンセリングでもコーチングでも、
個人セッションでもグループ・ワークでも関わることですが……
そこにいる人の「無意識のはからいを信頼する」のが、結果的に大きく関わっていると、
私はこの頃痛感しています。


アタマ(自意識/自我)で考えるよりもはるかに深い所で、
無意識(あるいは潜在意識)ではたらいている「何か」、
私達の意図を越えた、「はからい」としか言いようのない「何か」をーー
無前提に、根っから信頼できるかどうか??



例えば、個人セッションとしてクライアントさんと対話する時を、考えてみましょう。
セッションの「入口」として、
何かしらの「テーマ(あるいは主訴)」を決めてワークを始めるでしょう。


例えば、3つの「入口」があるとしますーー
・入口A=パートナーとのコミュニケーションがうまく行かない
・入口B=夜、眠りにくい
・入口C=自分の人生のこれからの先行き、どうしたらいいか? わからない


こうした時、ワークの基本として、どんな入口から始めたとしても……
私のこれまでの経験やデータでは、
実は全ての「テーマ」はつながっていて、やがて、より深い本質的な課題と向かい合うことになります。


ですが「無意識のはからい」への信頼が弱いと、
ワークが本質的な課題とつながりにくく、バラバラに拡散してしまいます。
セラピスト、コーチ、施術者の側が、「無意識のはからい」を無前提に・おおらかに信頼していると、
個人セッションでもグループ・ワークでも癒しや気づきが生まれやすい。



とくに悩んでいる方々は、自分の無意識への信頼が薄くなっている状態なのですから、
セラピスト、コーチ、施術者の側がしっかりとこれを信頼した上で、
クライアントさんを受けとめる必要はあるでしょう。



そして、「無意識のはからい」は、時間的な過程(プロセス)を経て現れる場合もあり、
あるいはタオイズムでいう「道 TAO」のように、
合理性・論理性を越えた所で現れるものでも、あるようです。



私達の人生では、喪失、別離、病い、老い、そして死……
様々な出来事が起こり得ます。
そんな中で、「無意識のはからい、プロセス、タオを信頼」出来ていると、
大きな視野でみて、前向きな対応で生きやすくなるでしょう!
2012年初頭ですから、こんな風に感じました。


いかがでしょうか??
よかったらあなたのご感想も、下の「コメント欄」に書き込んで、
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