森に入り、そこに道が既にあったら……それは「自分の道」ではない

森に入り、そこに道が既にあったら……それは「自分の道」ではない


映画「ファインディング・ジョー 英雄の道」プレミア上映会@文京シビック・ホールを、今夜は見てきました!!

この映画は、神話学者ジョーゼフ・キャンベルの「英雄の旅 ヒーローズ・ジャーニー」をテーマに、
神話学者や著名な作家、
アカデミー賞の脚本家、
映画女優プロスポーツ選手、冒険家など、
魅力的な登場人物へのインタビューによって、彼らの実体験や
キャンベルが伝えた「英雄の旅 ヒーローズ・ジャーニー」について、
つまり「真の自分」と出会う内的冒険のプロセスについて、
わかりやすく紹介しようとするものです。


ひじょうに奥深く・インパクトのある言葉達が、
次々と提示される映画なのですが、
今日は私にとって、ひじょうに響いた言葉を紹介したいのです。


それは、
「森に入り、そこに道が既にあったら……それは「自分の道」ではない。」



「真の自分」を求めて人が探求に入ることを、
ジョーゼフ・キャンベルは「森に入る」と表現したそうです。
そんな探求を始めて、そこに誰かの、先人の作った道がある時、
(そこに乗っかってそのまま行くのは、その方の判断ですが)
それでは「自分の、オリジナルな道」にはならないーー
という究極の真実です。


ウムム、
私はこの言葉に、まず驚かされ、感動しました!


あなたが「何か」を学び・探求し始めるとして……
それを簡単に教えてくれるスクールやコースに行き、
それを応用すれば「真の自分」を実現できるということには、
残念ながら、ならない。


そこで孤独に、
誰にも相手にされないかもしれないが、
自分自身には「真実」で「至福」である探求を貫け!
これこそが、
その人にとっての「真の自分」を発見し・つながる道であるーー
という意味です。

つまり、安易ではない、孤独な旅路を1人歩きなさい。


とても厳しく聴こえるかもしれないですが、
私はこれを心底から支持したいです。



●「ファインディング・ジョー 英雄の道」HP http://www.findingjoe.jp/