自分のどこかに投票するとしたら、どこに投票するか−−のインナー・


自分のどこかに投票する? いやその前に「立候補」があるだろう? 立候補?
「立候補」に、身を縮める部分があるのを感じる。「立候補」なんてしたくない。
−ーこの部分も受け入れよう。すると下腹が温かくなり、その「部分」は安心しているようだ。


この温かさ・安心と共にしばらくいる。そして、自分はさまざまなエッセンス/部分の集合体のようなものであると、思い返す。


自分の内のある「エッセンス」が、何かの「エッセンス」に投票するだろう。
例えば、「いい加減」エッセンスが「楽観的」エッセンスに投票し、応援し、評価し、見続け、批判もし、要求するかもしれない。
投票とは、私の内のあるエッセンスが、別のエッセンスに期待し・仮託するプロセスである。
とすれば「投票」とは、その根源において神聖な行為でもあったのでは−−と、気づかされました。