北方種まき隊 その2

bun_tao2006-01-21


札幌に来てから……よいことばかりなのです。
ずっと雪が降り続いていたはずなのに、
このセッション・ルームには温かい光が一杯で、
午後はヒーターを切っても大丈夫なくらい。


滞在しているホテルはひじょうに快適で、
有線LANが繋げられるので、iBookでいつもと変わらずにメールを受け取れる。
その上、同じ系列の大規模スパ・リゾートを、無料で利用できるのです。


セッション・ルームのあるマンションの1階に銭湯があるというのも、
自分のキャラクターに合わせてもらっているみたいで、愉快です。


……自分がちょっとしたことの連なりを、心から喜んでいることに、気づく。
これは何だろう?


そうなんだ〜〜!
私の中では「旅」というと、インドやチベットを旅する時みたいな「身構え」がどこかあって、
(ヘンな話ですが)予備の食料も水も心配しないで歩けるだけで、
快感を感じてしまうのですね。ハハハ。
ここ札幌は私が住んでいる街より、ずっと大きな都市なんですけどね〜。


夕方で「個人セッション」を了えると、
ホテルの無料送迎バスでスパ・リゾートへ行ってみる。
土曜の夜だから「混んでいるだろうな」と予想しつつ。


男湯と女湯と16の浴槽が設けてあり、
男の露天だけでも3つの異なるタイプの湯船がある。
これまた幸運ことに! 人影はまばらで(笑)
巨大な黒い岩をくり貫いた湯船を、1人で占領してしまう。
母親の胎内に抱かれているみたいで、安心するよ。
すると雪が舞い落ち初めて、
上気した身体を、漆黒の空を見上げながら冷ますのが、また気持ちイイ。