右腕の「痛み」が伝えるもの


まったくもって手首で「通風さん」が炸裂するとは!ーー
想定外の出来事なのです。


ひどい時は、「手首の関節が内部から砕かれているのでは」とおもえるような激痛。
指先にもチカラがはいらず、右の上腕も傷む。
左腕しか使えない生活を強いられてみると、驚くことも多い。


仕事も「強制終了」するしかなく…、
安静にして、本を読んでいる1日。



うちのパートナーが言うには、これは「別れの痛み」。
さらには、「その痛みが去る時には、私への執着も手放されるでしょう」とも。
まったく容赦ない一言だけど、その通り。
うなずくしかないな。


このところパートナーとは、稀にみる平和解決の様相で、
お互いに別の道を歩いていく相談をしている状態、なのです。


本当に打ち解けて話ができる。
ここまでいろいろあって……
どっちも意識がたしかに変わってきたんだな。



それでも正直いえば私の方には、彼女への執着がくすぶっている。
これが「身体の痛み」として顕れてきたーーということ。
そうかもしれないけど実際、
これは痛すぎるよ…。


執着ーーそれはパートナーへの、女性への、根本的には母親に対して、
私が持っているものであろう。
この痛みと共に、
私のどうしようもない執着が、たぶん手放される……。


マンダラ
「世界中にあったさまざまな聖なる芸術は
多かれ少なかれ破壊されたが、
それはもっと完全で包括的な段階の芸術に
生まれ変わるためである。


……そうした破壊を通じて人は、
自分が地球や宇宙の他のすべての生きものや事物と
密接な関係をもち
互いに依存し合っていることを
あらゆる瞬間に悟る」
ホセ&ミリアム・アーグエイエス著「マンダラ」p77から