ドナさんとのセッションその4ーーお前は、よくやっているよ
私が受けたドナ・マーチンさんとのデモ・セッションについて、
さらに書いてみます。
この日のセッションを思い出してみるとーー
「私には……何も無い……」
という言葉が浮上してきたーー
ここがひとつの「キモ」だったのでは、とおもいます。
「私には……何も無い……」
振り返ると……、
2年前の9月に、
ハコミセラピーの創始者ロン・クルツ氏の個人セッションを受ける機会もあったのですが、
この時のテーマが、「誰も、私を助けてくれない」という、
私の深い思い込み(コア・ビリーフ)でした。
「誰も、私を助けてくれない」から「私には……何も無い……」へとたどるプロセスが、
私にとってのこの2年間だったのです。
ノドの深奥で引っ掛かっていた大きなトゲが、
やっと取り出せたーー
と、今は安堵しています。
ドナさんのサポートのお陰で、「2年間言えなかったことば」が、
やっと陽に照らされたのです。
そしてセッションの最後はーー
「お前は、よくやっているよ」と
父親(役)から息子=私に、
「承認」の言葉をかけてもらうーーという形(ハコミでいう「実験」)
になりました。
その時、まざまざと父の顔が浮かび、
「父さん……」とつぶやいたきり、
私は絶句してしまった(涙)。
「お前(=私)は、よくやっているよ」ーー
私にとっては、深い意識にある「無力感」を
何よりいやす言葉であるようです。
すると結果として、
「何も無い…」という思い込みがほぐされてきて、
「不完全な自分」「不完全な自分の世界」を
そのまま見られるようになる。
たしかに私は不完全で、足らない部分もいろいろあるけれど、
これから、育って行ければいいかあ…。
6月にハコミセラピスト認定コース(レベル3)を修了して、
(正直に言えば)むしろハコミへのモチベーションが「ゼロ」に落ちていた、
私ですが、
今回のドナさんのWSで、奇跡的に恢復し始めたようです
(まだまだ、小さな芽が顔を出した…という所ですが。)
ドナさんと皆さんに、感謝。