みんな「何か」を探している、求めているんだ


●「ウッドストック」DVDから
ディレクターズ・カット ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間 [DVD]


何もない人間達が、何かを求めて来ている…
みんな何か答えを求めて来ている
……きっとないんだけど。


なぜ20万も30万もの人間が集まると思う?
ただ音楽を聴きにだ。
音楽がそれほど重要かい? 違うね。


みんな「生き方」を求めている。
何をしていくかーーその答えを求めてる。
それが何なのか……皆、模索している」


映画「ウッドストック」のDVD(ディレクターズカット)を、見ました。
これは4歳から放浪しているという、白人青年ジェリーの言葉です。
透明な、チョットおもい詰めた眼差しで、彼は語っている。
なんだか他人事と思えず、鳥肌が立つ…。


1969年8月、ニューヨーク郊外ベセルの丘のロック・フェスティバルに、
30万人とも40万人ともいわれる、沢山の若者達が集まった。
久し振りにこの映画を見ると、
意外に音楽よりもドキュメンタリーとして、
しっかり作られているのが、わかります。
ヨーガのワークショップのシーンもあったり、
フェスティバルに当時集まった人達の様子がよく伝わってきます。



もしもあなたが「自分らしい生き方」や
「自由な生き方」を求めているとしたら……
40年前にも同じように感じていた、たくさんの人達がいたんだよ。


その「答え」は、容易にはみつからないかもしれない。
ラブ・アンド・ピースのこの時代のムーブメントが、
その後どんな風になっていったか、衰退して行ったかを、
私達は知っている。アメリカでも、日本でもね。



「ナイーブ」なだけでは、なにか足りないでしょう。
あなたの「自分らしい生き方」を、
地に足をつけて、あきらめずに、
したたかに実践していくことだよ。


おそらく当時20歳頃のジェリー青年も、今は60歳前後になっているハズ。
現在の彼は、何をしているだろう?
どんな風に生きていることだろう?



●「誰かと 深く であいたい」という願いが、ある


昨年12/10に、「ひとと 深く であうーー存在の輝きをわかちあう Part1」
http://www.unfold.jp/new-ws/voice.new-ws.html
という新企画のワークショップを行ないました。
「ひとと 深く であう」というテーマは、
私にとってあまりにも個人史的に大切なテーマであり、
また「関係性に自分をひらく」という難しい課題へのチャレンジでも、ありました。


「これで人に参加して頂けるだろうか」という思いも内心あったのですが、
おかげさまで、共鳴して下さる方々と豊かな時間を作れました。


私にとっては、自分の仕事("Unfold アンフォールド”)の中心軸を、
「ひとと 深く であう」という言葉でひとつ明確にできたようで、
深〜い安堵のため息をつく感も、あります。



うまく出来なくても、いいんですよ。
巧みにコミュニケーションできなくても、いいんですよ。
「誰かと 深く であいたい」という願いが、
私達の内面にたしかに在るーー
それをつかめるだけでも、素晴らしいのではないでしょうか。


したたかに、繰り返してみよう。
いきなり大勢の人の心をつかむことは難しいかもしれないけど、
「目の前の人」の存在の輝きを感じて、
「深く であう」ことはできるよ。
これを積み重ねて行くのです。
100人でも1000人でも……10万人でもね。



2007年、"アンフォールド Unfold”は、
「ひとと 深く であう」というテーマをメイン課題のひとつとして、
さらに掘り下げ、展開して行きます!!!
今年もどうぞ、よろしくお願いします。


★「ひとと 深く であうーー存在の輝きをわかちあう」ワークショップ
次回は、2/25(日)ですよ〜★
詳しくは 新HP http://www.unfold.jp/ をご覧下さい


Youtubeウッドストック関連の動画が無料で見れますよ〜!!
●tribute to woodstock 69
これはウッドストックの全体像が、よく伝わります


ジョー・コッカーの"Whit a little help for my friends"ライブ映像
懐かしい〜、ハートが熱い!


●Woodstock Hendrix 1969
ジミ・ヘンドリックスのライブはYoutubeにたくさんアップされているようです。
映画のDVDに収録されてない映像も、けっこうみつかります。


●スライ・アンド・ファミリーストーンの"Love City"
動いているスライが見られてウレシイ……のは私だけでしょうか?