THE BIG ISSUE、映画「幸せのちから」、ひきこもり社会論


2/2(金)サラーム海上さんの講座に向う直前に、
新宿西口で「THE BIG ISSUE最新号を販売していたので、
さっそくゲット!
これも不思議なめぐり合わせだなあ。


ホームレスの仕事を作り自立を応援する雑誌「THE BIG ISSUE JAPAN」65号の表紙は、
映画「幸せのちからから、主演のウィル・スミス父子。
ちょうど前日2/1映画の日に、これを見た所ですよ〜。


ホームレスから億万長者になったという、実在の人物クリス・ガードナー
仕事に行き詰まったガードナーが妻にも見放され、
住む家を失いホームレスになってしまった所から、
再生しようとする絶望的なまでの挑戦のプロセスを、
描いている映画です。


共演している実の息子ジェイデンの眼が、
とっても素敵なんだ。
これはつまり、「見て、伝わる、『生き方のコーチング』」だね。
今月のオススメです。
▼原作本はこちら
幸せのちから



映画「幸せのちから」もたくさんの人に見て欲しいけど……
「THE BIG ISSUE JAPAN」 http://www.bigissue.jp
には興味深い記事がたくさん、今号も書かれている。


私が惹きつけられたのは例えばーー
和樹と環の ひきこもり社会論」p65


「ひきこもっている人は、くり返しくり返し、
『なぜひきこもっているのか」を問われます。
なぜかといえば、社会に参加するのが当然だとされるから
……ここに根本的なすれ違いを感じます。


ひきこもりには、何か凶暴で不可抗力な強さがあります。
……再びそこから社会に出て行くためには、
ものすごく強い同期付けが要る。


……もう1度社会にかかわるためには、
『自分を守る』とは別の、
逃げられない動機付けが必要なのだと思います」


そう……「凶暴で不可抗力な強さ」。
私も30歳台後半で、これを感じていました。
毎日小さな庭で、
ハーブを育てるしか、やることがなかった…。
昼間からため息ばかりついていた期間。
長い「こもり」の季節。


ですから、これから離れて、
もう1度社会に関わろうとすることーーは、
私にとって他人事ではない、
大切なテーマのひとつなのです。