未知の大陸との出会いのようにーーサラーム海上さんの「インド音楽の旅」講座
突然の、音楽との出会いだった……。
10日ほど前、横浜中華街のエスニック雑貨屋「チャイハネ」に、
フト足を踏み入れた時のことです。
吊り下げられた服や小物の間から流れてくる音楽に、
私は釘付けになってしまった。
何年間も私のアタマの中で流れていた理想の音楽が、
現実にこの空間を充たしている……驚愕と感動。
それは、「ミディバル・プンデッツ」というインド・デリーの青年2人組のデビューCD。
アンビエント・タッチの、
ドラムンベースやチルアウト感たっぷりのサウンドに、
インド古典音楽のタブラのビート他がミックスされている。
こんな音楽との出会いは、高校生の頃に深夜ラジオから、
ボブ・マーレーの「ライブ!」を初めて聴いた時の衝撃以来だな。
「チャイハネ」には、センス良い衣装群とよくマッチする、
こうしたクラブ系やテクノやトランス音楽と、エスニックのミクスチャーCDが、
大量に並べられていた。
私にとっては、なにかとてつもない、
未知の大陸との出会いみたいな、
これから数年は夢中になりそうな対象と、出会ってしまった……。
▼バリ島のクタ・カーニバルの映像ーー
曲はミディバル・プンデッツ
ORGANIC MEETS ELECTRONIC (small Part of the Show) "Zurya Drum Collaboration interprets Midival Punditz" @ Kuta Karnival 2003 in Bali
▼こちらはミディバル・プンデッツのライブ映像
これらのCD類のほとんど全ての紹介文を書いているのが、サラーム海上氏。
そこでさっそく、サラームさんの「インド音楽の旅」公開講座に、
パートナーの陽花 http://plaza.rakuten.co.jp/indigolive/ と参加して、
食事もご一緒してしまいました。ムフッ。
この日の講座はサラームさんの新著「プラネット・インディア インド・エキゾ音楽紀行」河出書房新社
の内容を、実際の音楽とビデオで紹介するーーというもの。
紀行文に書かれていたライブや街角のミュージシャンの、
その場での映像をまとめてみれるのは、かなりタノシイ!!
インドやブラジル、中国の急激な経済成長は報道されているけど、
これと並行して、音楽や映画もグローバル化・変化しつある過程なんだね。
3/2(金)にはサラームさんもDJするイベント「オリエント・エクスプレス」が23時30分から
イエメンの旅や音楽を紹介する「サラーム海上のエキゾ夢紀行 イエメン篇」が19時30分から
ダブルであるという。
ウ〜ン、これは私としては行かなくては〜〜。
ウレシイヨ〜。久々の感無量なのだ。
▼イベントの詳しい内容は、サラーム海上さんのブログをご覧下さい
http://www.chez-salam.com