[洞察/インナーワーク]「響き」をカラダで味わい、内面を観じる


「音の響き」をカラダで味わうのに、ハマッテいます。


音の内に実際に「首を突っ込む」くらいに近接して、音楽を聴いてみると、
音の響きがカラダでリアルに味わえるようです。


メロディでもリズムでもなく、
瞬間に発せられる「響き」そのものを、カラダで感じ・味わう。
すると、「腹」にズシーンと来たり、
「心臓」にジワーと来たり、
「背中」の後ろでなにか感じたりする。


身体の向きをかえると、
「響き」がまた変化する。


音が発するその「瞬間」に集中して聴くと……
演奏するその人の意識まで、感じられるようにもおもえる。
チョットだけね(笑)。


江戸時代の虚無僧は、禅の流れの漂泊する修行者で、
座禅よりもひたすら笛を吹く中に「大悟」を求めたという。
笛の「響き」の瞬間瞬間に、
自分も他者も無い「空」の境地を、みつけようとしたのか。


窓の外で小鳥達が唄っているのに、耳をかたむける。
庭の木で枯葉がカサコソ音を立てるのに、耳をかたむける。
自分の呼吸の「吸う息」と「吐く息」の音に、耳をかたむける。


「響き」つまりバイブレーションの内に私が溶けていく。
「響き」の波に呑み込まれたように、
「響き」と私の境目がなくなる。


「人生の本質」……それは、
瞬間の「響き」に折りたたまれた夢
のようかもしれません。



12/9日曜の「新月と香りの会ーーいて座の新月では、
すっかり冬となったこの頃、
じっくりと内面を観じる時間を作りたいです。
こんな12月の新月だからこそ、
集中してメディテーションしやすくなるのです。
そして香り(アロマ)と親しむと、
「響き」や身体感覚もわかりやすくなります。

関心をお持ちの方は、ぜひご参加下さいね。
詳しくはこちら http://www.unfold.jp/newmoon/newmoon.index.html