音楽と「香りのグループ・ワーク」の相乗効果


3/9「聖なる意識を体験する……シャーマニック・アロマ・ワークショップ」
http://d.hatena.ne.jp/bun_tao/20080309
では、香りのグループワークと相乗効果をもたらすような音楽も、
使ってみました。


今回は、特にメディテーションと相性の良い音楽をセレクトして好評でしたので、
ここでもご紹介します。


なお、グループでのメディテーションに音楽を用いる時は、
音楽が気になってしまう方もおられますので、
使い方に注意も必要です。
控めな使い方で、
「音のない、沈黙の時間」も大切にすると……
より効果的でしょう!



3/9のワークショップでは以下のCDを使いましたーー


●Jutine Bradley「Soulscape」


おだやかに流れる音の「ベール」が、
和やかで、「ニュートラルな空間」を作ります。



●「IHUNKE」

Ihunke(イフンケ)

Ihunke(イフンケ)


アイヌの伝統的な唱法である「ウポポ」の第1人者による、
北海道の清冽な空気をを伝えるような音楽。
トンコリ樺太アイヌに伝承される弦楽器)の響きとアンビエントの調和も、
素晴らしい。



●Won Win Tsan「Behind The Forest vol.1」


メディテーション(瞑想)体験を即興演奏で表現する、
ウォンさんのピアノ・ソロ。
聴く者の意識をクリアーにしてくれます。



●ミルトン・カルドナ「BEMBE」

BENBE

BENBE

プエルトリコ系パーカショニスト、ミルトン・カルドナによる宗教音楽サンテリアのCD。
サンテリアとはキューバプエルトリコ、ニューヨークの黒人に大きな影響を与えている音楽宗教表現であり、
ナイジェリアのヨルバ族や西アフリカのダメオーの信仰と慣習に由来している。


聴く者を「根元」から揺さぶるチカラを内包している。



●Choying Drolma&Steve Tibbetts「Salwa」

Selwa

Selwa

チベット仏教尼僧チョイン・ドルマと、ECMレーベル周辺で活躍してきたジャズ・ギタリスト、ステーヴ・ティペッツのコラボ。
チョイン・ドルマの清浄な声が、アンビエント空間と調和する。



●カーシュ・カーレイ「リベレイション」

リベレイション

リベレイション

インドの伝統楽器であるタブラと、
トランスやドラムン・ベース等のクラブ的なビートの融合。


4曲目「Milan」から5曲目「Break of Dawn」への流れは、
夜が明けるように「世界」が展開していくイメージが強烈にある。
"アンフォールド Unfold”=「その人の可能性が自然な流れで展開すること」とは、
音楽にしてみれば、
まさにこんな感じではないだろうか。