「弱肉強食の原理」をどう乗り越えるか☆今朝のドリーム・メッセージから


今朝11/10(火)、夢見から目覚めつつある中で、私の脳裏でヒラメキました☆☆☆
そうか〜〜!!!
「弱肉強食の原理をどう乗り越えるか?」という問いかけが、
「降りてゆく生き方」ではないだろうか。



「降りてゆく生き方」という映画を、この11/8(日)に早稲田祭の上映会で見たのです。
すると「降りてゆく生き方」というキーワードが、
私の中で渦巻く「種」のように、
うごめき始めたのかもしれません。



映画「降りてゆく生き方」のストーリーーー
国際的投資ファンドが日本のいわゆる「限界集落」に着目して、
ここをリゾート開発しようと、暗躍する。
そのためのエージェントとして団塊世代の主人公(武田鉄矢さん)が、
「ムラ」に送り込まれます。



そしてさまざまな出来事が生まれる中で……
山中で熊に追いかけられる「臨死体験」みたいこともあり、
主人公の意識の転換も生じる……。
さまざまな点でインスパイア(触発)される映画です。



映画上映の後のトーク・セッションでも語られていたのですが、ここではーー


・上昇志向の生き方に対するアンチテーゼとしての「降りてゆく生き方」


・自分の地元・地域に「降りてゆく」という意味


・さらに、このタイトルのオリジナルである、「べてるの家」によれば、
精神疾患や症状を抱えている当事者が、そのこと自体を前向きに受け入れる生き方、
「病いを治療する」のではなく、
「心の病いを、そのまま受け入れる生き方」、
「病いも含めての、全体/全体性に降りてゆく」という意味


いくつかの意味で、
「降りてゆく生き方」というキーワードは受け取れるのです。



映画のラストでは、
国際的投資ファンドの代表人物
(この人が映画の中での、社会的悪玉のシンボルとなっている)
自身が上司から突然解雇されて、
1人オートバイにまたがり、
「ムラ」と主人公(武田鉄矢さん)を再訪します。


国際的投資ファンドつまり「金のチカラ」は、
圧倒的な強さで「ムラ」をねじり伏せようとするのですが、
「金のチカラ」は弱肉強食でもあり、
昨日のリーダーが今日は首がすげ替えられる世界でもあることを、
このシーンは提示しているようです。



そうなんだ☆☆☆
「弱肉強食の原理を、どう乗り越えられるか?」ーー
という問いかけが、この映画の最底部を流れている。



上昇志向の生き方に対するアンチテーゼはもちろん、
地元・地域に「降りてゆく」ことも、
「心の病いを、そのまま受け入れる生き方」も、
「病いも含めての、全体/全体性に降りてゆく」も、
ーー弱肉強食をどう乗り越えられるかーー
ということでは同じですね。



あちこちで言われているように、おそらくここ数年〜10年の間に、
地球的規模での環境・社会・政治・経済・生活そして人類の意識の、
大混乱や淘汰現象が起こるでしょう。
弱肉強食の原理は、私達の環境・社会の持続を崩壊させる結果に、
結びつくしかありません。



ここで私は、「建前」ではなく「ホンネ」から語りたいのです。
現在これまでの人類の社会には「弱肉強食」があまりにも根深くプログラムされてますから、
これが変化・変容することは簡単ではない。
「世界全体の死」にも似た、「産みの苦しみ」となるでしょう。



弱肉強食を乗り越える、降りてゆく生き方は、どうしたら良いのか?


弱肉強食を乗り越える、降りてゆく生き方は、どうしたら良いのでしょうか??


……


……


私には、答えを簡単にみつけることはできません(トホホ)。


ただ、


「自分にとって、本当に大切なことは何か?」


「全体(地球、人類)にとって、本当に大切なことは何か?」


を問い続けること。


そうして発見した何かを、ひたすらやってみるしかないーー
と、思うのです。



「本当に大切なこと」をひたすらやってみたら……
それが、あなたや私の「生命をまっとうする」こととなるでしょう。



「自分にとって、本当に大切なことは何か?」


「全体(地球、人類)にとって、本当に大切なことは何か?」


ーーこの核心の問いと、向かい合うことなんですね。



☆☆☆