個人的神話・内的な夢をストーリーテリングする

とても背の高い樹木の、
最上部の葉や枝に私はなっていた……。
光を浴び、風にそよいでいる。
ーーただ、CycloneVisionという香りをかいだ時に。

４/２６「大震災後をどう生きるかー生き方の見直し、死と再生のビジョン」というテーマで、
起業コーチ青葉航さん達と作る「インスパイア実践会」にて、
ホリスティックなアロマのセミナーを行いました！！
＞＞インスパイア実践会について詳しくはこちら　
http://www.inspire.bz/

この「インスパイア実践会」のイベントで、
いろいろな「気づき」があったのですが……
その中でもひとつ、
「個人的神話・内的な夢をストーリー・テリングすること」を、
今回はお伝えさせて下さい。

●ストーリーテリングとは、古代から行われて来た「語る」表現です
ストーリーテリングとは（おおまかに言えば）、
先住民文化や古代文化でおこなわれてきた、
直接ひとが語ることで伝説や神話を伝承する、
表現／アートといえるでしょう。

ここでは、論理的に、道筋立てて語ることよりも、
「感情」を込めること、
その渦中での「臨場感」をできる限りアリアリと表現することが、
何より重要であるようです。

それによってストーリーテリングの場には、
言葉にされているよりも深い共感や、
個人を越えた集合的無意識レベルで、
価値観、想い、
暗黙知（言葉にできない身体レベルの知恵）が
わきおこり・伝わりやすくなります。

「インスパイア実践会」セミナーにおいても、
青葉航さんからインタビュー形式で、
私という人物について聴かれる進行になっていました。

この時私は、チョットだけストーリーテリングを意識して、
自分を語ってみようと、思ったのです。
論理的に語ろうとするのを手放して、
感情を込めて、緩急と「間」を作りながらお話するのです。

例えば「インスパイア実践会」夜の部では、
男性達に沢山参加していただけましたので、
以下のようなお話しをしました。

●CycloneVisionと、３代つながっている樹になる体験

私がアロマの探求を始めたのは……
"センツ・オブ・ノーイング"の中でもCycloneVisionという香りと、
出会ったからでした。

"センツ・オブ・ノーイング"をMさんから受けた最初期のセッションで、
フト気がつくと……
とても背の高い樹の最上部の、枝や葉になっているのを感じました。
若い青葉として太陽の光線を直接に浴び、
気流に枝を心地よくそよがせている。
光と風を受けて、堪能している自分がいる。

そしてフト、自分の下の方を、
茶色い幹のつながっている先をのぞきこむと……

そこには、よく知っている父親の顔が付いていた。

さらに幹のつながる、
ずっとずっと下をのぞき込むと……

私が幼稚園の頃に亡くなった、父方の祖父の顔が付いていた。

３代つながって、ひとつの背の高い樹木となっているのだった。

実際には、
私は１０代後半から３０代前半まで父と深刻な葛藤を抱えていて、
ほとんど実家に戻らない生活でした。
それがこのビジョンの中では、
「３代つながっている」というのです。

この体験からしばらくして……
「ただ父親の話を聴くために」
私は実家に帰るようになりました。

この話は、おそらく男性にとって、
言葉にならない何か大きな意味を伝えてくれるのでは……
と思います。
（もちろん、女性の皆さんに感じていただけることも光栄です）

一口でアロマというと、気分のリラックスや、女性的なカワイイ雰囲気を、
まず連想されるかもしれませんが……
私のアロマのワークは、
まさにこうした「死と再生のビジョン」をメインテーマに、
探求してきた世界なのです。

そして「ストーリーテリング」を意識して語ることは、
あなたの人生のとても重要なテーマ、エッセンス、個人的神話を、
言葉プラスアルファーの何かとして、
ひとに伝えて行く手がかりとなるでしょう！
よかったら、あなたも試してみて下さいね。

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