夢から目覚める夢から、また目覚める


今朝明け方目覚めつつの中でみた夢です……。
フト気がつくと、私の頭頂部左横に1円玉大の円形のハゲが出来ているのに、気づいた。


手でその部分に触れると、少しやわらかい頭皮に触れ、
さらにハゲの部分が溝上にヘコんでいて、周りの柔毛がそこに挟まれているのだった。
「不思議な円形脱毛もあるものだな」と私は思った。


それは、私が何かの合宿に参加した朝で、
同宿した医者らしい人物が、「そういえば学会で、そうした症例を聞いたことありますよ」と話してくれる。
私は、「そうなんですか〜」としきりにうなずく。



そんな夢から目覚めると……
私が自宅のふとんでうつ伏せに寝ていて、
「円形ハゲ」は眠りながら右手指の触感と、左手指の別の触感が合成された幻覚であった、と気づく。
右手指は、自分の首筋後側のツルツルした部分を触っていて、
もう一方の手指は、タオルケットの長い糸に触っている。
「なるほど〜、そうか。」とひとりで納得している。



さらに、そんな夢からも覚めると……
私は自宅のふとんで仰向けで寝ていた。
もちろん円形ハゲは無い。
私は(いつも通り)約2mmほどの坊主頭に近い状態なのです。
そこでは、事物がただ事物として「在る」。



これらの夢体験を思い返すと、
夢から覚めた段階で、ひじょうに強く「リアル感」を味わっているのが、興味深い。
その夢から覚めた夢でも、いっそうリアル感を感じる。
だが、現実に目覚めると、そのリアル感も無いのです。
やけにしっかりした「リアル感」というのも、
もしかしたら、トランスした意識下で体験している、
つまりバーチャルな感覚体験かもしれないですね。



現実はただ静かで、鳥がさざめき、
風が吹いている、朝。



さて今日も、
ガンガン仕事しよう!!