ドラマ「あまちゃん」を自己実現の物語としてみる【今日もワクワク☆ライフ・チェンジ通信】第23号
「あまちゃん」見てますか〜〜、
ジェジェジェ！！！
おはようございます！
”アンフォールド”の 立野 博一です。
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今朝はソフトな話題で、連続ドラマ「あまちゃん」をめぐって書きますね。
「あまちゃん」は、なんといっても宮藤官九郎さんの脚本が素晴らしい！！
いろいろな見方を出来るでしょうが……
ヒロインの「自己実現の物語」として興味深いです。
祖母（夏）ー母（春子）ーヒロインであり孫（秋）の、３代の関係を軸にみる。
するとこの中では、「祖母（夏）ー母（春子）」間の心の変化の過程と、
「母（春子）ーヒロイン（秋）」間の心の過程が、
同時併行で進むのです。
母（春子）は２５年振りに故郷の岩手に、娘を連れて帰郷してきた、
「元ヤンキーでは？」と思わせるようなアラファー女性。
娘であるヒロイン（秋）に対して、
「あなたは、チビで暗くて、
向上心も協調性も、存在感も『華』もない、
パッとしない子なんだから〜」と、
罵ったりする母親です。
小泉今日子さんが母（春子）を、能年玲奈さんが娘（秋）を演じているので、
ビジュアル的にはチョット「ズレ」を私は感じます。
おそらくリアリズムのドキュメンタリー的な映画だったら、
母（春子）はもっと荒んだ雰囲気の女性だろうし、
娘（秋）も、もっと内気で大人しい少女ではないでしょうか？
この点だけ、脳内で微妙に調整しつつ、
ドラマの成行を見てます。
……そして１年が過ぎて、娘（秋）はたくましく成長して、
アイドルになろうと東京に向かう展開となります。
母（春子）自身、かつてアイドルになろうと岩手から家出した。
この時、祖母（夏）が笑顔で送り出してくれなかったことを、
２５年間うらみとして内面に抱えていたのでした。
「すまなかったなあ」と、
祖母（夏）から詫びられたことで、母（春子）の心のわだかまりが溶けて行く。
そして娘（秋）が東京でアイドルになろうとするのを、
（それまで反対していたのですが）
受け入れる気持ちにも母（春子）は変わります。涙。
そして三陸鉄道で出発する娘（秋）を、見送る朝。
「あんたは、チビで、暗くて……
けど、変わったよ！！」と、
娘（秋）の成長をたたえて、伝えるのです。
「親が子に謝罪し、子が親をゆるす」という過程が、
「祖母ー母間」と「母ー娘（孫）間」で同時にうまれている。
こんな風に親子がゆるし合えるといいな〜〜
と、心が揺さぶられる「あまちゃん」第７１話と第７２話でした！
この先、ヒロイン（秋）は、
東京でアイドルに向かって成長していくハズ。
さらにどんな風に「自己実現の物語」が進むのでしょうか？
よかったらあなたも、ドラマ「あまちゃん」をご覧になってみて下さいね。
１５分間で、たしかに心が元気になるドラマです。
TVで見逃しても、Google検索すれば、動画視聴できますよ。
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