香りを手がかりに、らくがきする

夜は、「エレミとパルマローザ」ワークショップをおこなう。
参加者がひじょうに少ないこともあって(トホホ…)、
精油の香りを手がかりにして、「内面に沸き上がってきたことを色エンピツで描いてみる」ことを重点的に試みてみた。

香りの反応として起こってくるイメージや感覚は、しばしばアイマイでモヤモヤしたものだけれど、その「モヤモヤ」をそのまま色鉛筆で描いてみるように。
「絵を描く」ということにはこだわらずに、
むしろ「手の動きをたのしむ」のが良いようです。

色鉛筆を握った手の動きから、流れ出すものがある。
鉛筆の先が紙と触れ合うその感触も味わいつつ…。
「アタマ」を離れて、「手の動き」や色の絡まり・混ざり具合や、無心にらくがきしてみる。

するとそこから、意表をついて立ち現れるものがあるし、
なんだか愉しく、充実感も生まれてきます。