新潟の状況

長岡のモッチーから、「無事」の連絡がありました。
新潟の地震の時、東京でフェルデンクライスの会を行っていたのです。モッチーも参加して。
モッチーの掲示板から現地の情報を紹介します。ぜひみて下さい!!
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小千谷の情報のブログを始めました。
http://helpme.ameblo.jp/?bid=helpme
新潟震災の震源地となった小千谷市で支援活動をしています。
マスコミの目を通さない現地の状況、必要な物資、憤りの声をお伝えしていきます。
(このblogは、現地からの電話を友人が代理アップしたものです)。
あなたにもできること、たくさんあります!

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10/26 15:00の電話
小千谷市役所、小学校での救援物資の配給や、炊き出しなどを手伝っています。現場はまだまだ混乱しているし、人出も足りていません。
そんな状況下で、マスコミの取材陣が50人近く現場付近を陣取っています。小千谷市役所の正面に車を止めて、そのために、救援物資を運ぶトラックは遠くに止めることしかできず、ボランティアの人たちがせっせと現場に物資を運んでいますが、報道陣は、それを手伝う気配すらありません。
心労と肉体的疲労が積もっている被災者のかたがたに、当然のようにマイクを向け、24時間カメラをまわし続ける神経もさっぱり理解できません。
現地では今、「大人用の紙おむつ」が不足しています。
「赤ちゃん用おの紙おむつ」は足りています。
あとは、トイレが使えなかったり、下着をかえられなかったりするので
パンティライナー」があると重宝しますが、こちらではもう品切れで
手に入りません。
P&G花王ネピアなどの紙おむつメーカーに電話をして、
現状を伝えてください。
夜の寒さが厳しいです。お年寄りは使い捨てカイロをもむことすらできないので、「貼るカイロ」が必要です。
マスコミの仕事は、こういった情報を伝えることだと思うのですが?
今日はこのあと、小千谷小学校に小泉首相が来るということで、マスコミ報道人の数はさらにふくれあがり、
「毛布の配給ができないので、小泉さんが返るまで待つように」
という連絡が入りました。何のための視察なんでしょう??
午前中にも、数名の政治家さんが小学校に来ましたが、トイレはどこかとたずねられ、仮設トイレを案内したところ、
「わたしに仮設トイレを案内するつもりかね?」と、いわれたそうです。
いったいこの国は、どうなっているんでしょう.... 。

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現地では、大人用の紙おむつと、パンティライナー、貼るタイプのカイロを必要としています。
これらの商品を販売している企業の「お客様相談室」宛てにメールを送ったり、電話をかけたりして、「小千谷市の被災者が求めているもの情報」を、伝えてください。
あなたのblogやHPの中で、ただ伝えるだけでかまいません。
皆さんの声が企業を。行政を動かします。
マスコミはたよりになりません。
マスコミへは、支援活動の妨げとなり、被災者の心労を倍増させる今の取材のやり方についての、抗議の声をあげてください。あまりにひどい状況です。

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小千谷市にも、続々と個人の方からの救援物資が届いています。
ありがとうございます。
しかし、それを種類別に分けて、配布する人出がありませんので、
以下の点に注意して送っていただけると大変助かります。
*段ボールには、外側に「毛布」「洋服」「下着」など、中身を大きく書いてもらえると助かります。
*くつした1足、下着1枚でもうれしいのですが、できれば、ご近所の方と声かけしあって、ある程度まとまった数があると、とても助かります。
*送り先の住所はこちらです。
〒947-8501 新潟県小千谷市城内2-7-5 小千谷市役所
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。