玲子さんの「香りの個人セッション」体験談

7/18・19に「香りの個人セッション」をおこなった鮎沢玲子さんが、彼女のWebsiteに手記をアップロードされましたので、こちらでも紹介します。
ひじょうに貴重な個人的なお話をオープンにされたことに、感謝します。
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ところで先週の月・火の2日間、るしえるの親友であるアロマ・ソムリエの立野”ブン”博一さんが、カラーズガーデンにみえました。るしえると立野さんは大学時代からの親友で、るしえるは占星術師、立野さんはアロマ心理セラピストと、別なようでどこか共通点がある道をそれぞれが歩んでいます。

秋頃に立野さんをゲストにお呼びして、個人セッションやグループワークなどを開くことになり、今回来ていただいたのは、その打ち合わせのためでした。
夕食をとりながら打ち合わせは進み、10月の2・3日という日程も決まりました。
そして翌日、私は立野さんのアロマのセッションを受けさせてもらいました。


16種類のアロマオイルが入った小瓶を前に、手をかざしたり、または直感で気になるものを選びます。
その香りを嗅ぎながら、自分の中に湧き上がってくる微細な感情や、身体に感じるかすかな感覚に、アクセスしていくのです。それはまさに、アロマの香りを頼りに、自分の中で聞こえるかすかな声を聴き取るような作業です。
「今何を感じますか?」「何を思い浮べますか?」といった問いかけを立野さんは、絶妙なタイミングで投げかけてくれます。何度も小瓶の中の香りを嗅ぎながら、暗い闇に閉ざされた古い記憶の中に分け入っていきます。


1番目の香りで出てきたのは、直前の過去世の記憶でした。夫と二人で馬車に乗っている私、でももう彼の心は別な女性のもので、もうじき私を捨てて彼はその人の元へ行ってしまうのを私は予感しているのです。
それでも「行かないで、あなたを愛している」と、どうしても言えないのです。硬い殻に覆われた女性、その後もその殻を割ることができずに寂しい晩年を過ごします。私がよく自覚している、私の直前の前世です。
以前にヒプノセラピーを受けたときに見た前世の記憶が、アロマによって、より鮮明に出てきたようです。

2番目の香りが呼び覚ましたのは、こんな情景でした。木の香り・・・私はログハウスのような木の建物の中で、人々に治療かヒーリングのようなことをして、働いています。
自分が必要とされている充実感にあふれ、自分の居場所がここにあることを感じています。過去世か未来かわかりませんが、自分の中にある明るさや充足感、人の役に立てる幸せが沸き起こりました。


最後は、立野さんが選んでくれた香り・・・これははっきり「ローズ」であることがわかりました。目を閉じると、頭頂部が開いて、頭の上が少し涼しい感じがします。そのうち頭に白い光が降り注いで、次第に自分のまわりが光に包まれているのを感じます。両手を広げて、降り注ぐ光の粒を受け止めています。「至福」とはこういうことなのでしょう。何の不安もありません。すべてをゆだねていればいいと思うだけです。


香りというのは、ダイレクトに記憶や感覚に働きかけるものだと、あらためて実感しました。私が普段扱っているオーラソーマは、主に視覚に働きかけます。視覚は五感の中でも情報量が1番多いのですが、記憶に関しては弱いのです。だからこそ、セラピストとの会話が重要になってくるわけです。


一方嗅覚は、そこから得られる情報量は少ないものの、五感の中では最も記憶しやすいとされています。ですから、香りは記憶にダイレクトに結びつきやすいのかもしれません。ある香りを嗅ぐと、特定の何かを思い出すということはありませんか。普段はアクセスできない、或いは、アクセスしないでいる何かを呼び覚ます力がそこにあるような気がします。そして、そこで目覚めた何かを癒したり、確認したり、持ち帰ったりすることができるのでしょう。


余談ですが、同じように個人セッションを受けたるしえるは、アロマのおかげで視野が広くなって視界が明るくなったと言っていました。アロマを使った心理セラピーですが、身体的な効果ももちろん期待できます。

この秋、「アロマ・ソムリエ」立野さんのセッション、グループワークを楽しみにお待ち下さい。
... 2005 / 07 / 27 (WED)

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この日は、玲子さんとはアロマとオーラソーマで交換セッッションしたのですが、
それぞれに違うチャンネルを主にしていることが、お互いに新鮮でした。
オーラソーマは視覚、言語、直感のチャンネル、
「香りの個人セッション」は嗅覚、記憶、身体感覚のチャンネルを主に、言葉も使いながら同時に、ノンバーバル(言葉にならない)部分も大切にします。


セッションの最後にローズオットーの香りを選んだのは、玲子さんという「存在へ捧げ物」です。
この香りを全面的に受容された玲子さんにも、私は嬉しく驚かされました。ありがとうございました。