セラピーとコーチングの間にある「何か」


●脳味噌とハートが揺さぶられる3日間
11/3(祝)から5(日)まで、CTIジャパン http://www.thecoaches.co.jp/index.html
の「コーチング基礎コース」に参加していました。
もちろん守秘義務がありますから、
私個人の体験に限定して、覚え書きしますね。


CTIコーチングは、「コーアクティブ・コーチング( Co-Active Coaching )」と呼ばれるもので、
そのHPにはこうまとめられていますーー
人がよりよく生きることをサポートするための強力なパートナーシップ」です。
コーアクティブ・コーチングでは、コーチとクライアントはまったく対等なパートナーとして、
クライアントがその持てる力を余すところなく発揮し、
人生の可能性を極限にまで拡げられるよう、
協働的( Co-Active )に働きかけていきます。」


私の印象では、一般的なコーチングよりも人間についての深奥な哲学が背景にありそうで、
全体のバランスもとれていて、イイカンジです。


でも私にとっては、「今まで使ってない脳の部分」を使い、
「今まであまり会ったことのない人達」に囲まれている、
脳味噌とハートが揺さぶられる3日間、でした。


●セラピーとコーチングの間
セラピー/カウンセリングのセッションをしていますと、
お客様(クライエント)の方との間で、
ここでもうひとつ…何かがあっても良いのになあ?」
と感じる瞬間があります。


その方の内面で「気づき」があり、
意識や身体の感覚の変化も起こるのですが……、
そこで、「もうひとつ」……
ということです。


もちろんその方の状態・プロセス次第であり、
ひじょうにビミョーな問題なのですが、
最終的にはその方の日常の「行動」が(ささやかでも…ですね)
変化・変容するのも大切ではないでしょうか。


ところが例えば私の学んでいるハコミセラピーの立場からしますと、
「けっしてクライエントを引っ張らない」
「相手をよくしようーーとも思わない」態度が、
基本とされています。
ここに矛盾があるわけですね。


心理的な)セラピーと、
コーチング(特に、個人の人生を対象とした)の間にある「何か」ーー
私はここを探求してみたい。


おそらく少なくない方が同じ問題意識・関心を持たれているでしょうし、
困難ではあるけれど、可能性もある分野であるのでは?


それとも私の思慮が、まだ足らないのかなあ〜。
できましたら遠慮なく、皆さんのご意見を教えてくださいね。