長野を巡って、温泉と結婚奉告の旅・2日目


穂高養生園では朝食の前に、
周辺を歩く「散歩」のプログラムがありました。
いろいろあるコースの中で、
私は「原始林」コースを希望したのですが……
これは実際「散歩」というより、チョッとしたトレッキング。
気持ちの良い汗をかけました。



和光大時代の友人で、今は野口整体の指導をされている河野さんが、
車で迎えにこられて、3人で戸隠神社へ。
http://www.togakushi-jinja.jp/top.htm


戸隠神社は、「天の岩戸」が飛来したといわれる戸隠山を中心に発達し、
「天の岩戸開きの神事」に功績のあった神々をお祀りしているという、
二千年余りに及ぶ歴史のある神社。
平安時代末は修験道の道場として、都にまで知られたらしい。



ここでは「結婚奉告祭」という、
神様に結婚のご報告をするだけのシンプルなご祈祷も、して頂けるのです。
河野さんを立会人として、3人と神主さんだけの儀式。
ご祈祷を受けると、とてもスッキリした気分になりました。



ノコギリ状の山並みの戸隠山が映える、鏡池へもドライブ。
秋の陽の斜光線が山を立体的にみせている。
鏡池周辺は、不思議なくらいの静けさに、包まれていました。
あまりにも心地よい、紅葉日和の午後。



この夜は河野さんのご厚意で、
野沢温泉の「住吉屋」さんに宿泊させて頂く。http://www.sumiyosiya.co.jp/
う〜ん、なんてありがたいことなんだろう!
ウルウルウル。多謝。


夕餉のメニューの、「(天然の)なめこの酒しゃぶ」には、皆驚かされました。
なめこ(天然ものなのでサイズも椎茸くらい)のプルプルした舌ざわりが、
エロチックなほどに官能性を感じさせられる。
ちょっとコワイような……美味さ。
見た目はまったく地味なんですけどね、不思議。



「立野君も変わったなあ〜!(いい意味ですよ)」と
河野さんがくり返し言葉にする。
そうですね、25年前の私から知っている彼からすれば、
たしかにいろんな面で変化したのです。
(細かいことはともかくとしても…)
自分の変化・変容を、
こうして古い友人から認知してもらえるのは、
とてもウレシイ