「DaiGoメンタリズム vs Dr.苫米地”脱洗脳”」非言語で脳にダイレクトに働きかけるには

DaiGoメンタリズムvs.Dr.苫米地

メンタリストのDaiGoさんに興味を持って、昨日この本を購入、その日の内に一気に読了しました(仕事を中断して。笑)


DaiGoさんと苫米地さんの対談本ですが……
苫米地さんが他の本で書いてないことを語っている部分があるようです。
私には、ミルトン・エリクソン催眠療法NLP神経言語プログラミング)の観点から、ひじょうに興味深い内容です。



「ボーイズ(バンドラーとグリンダー)は半分しか学んで行かなかったね」
と、最晩年のミルトン・エリクソンは語ったらしい。


学ばれなかった半分というのは、ミルトンの非言語のコミュニケーション技能のことです。
NLPや現代催眠では、言葉による働きかけが強調されていますが、
(もちろん、言葉による働きかけは大いに重要なのですが)


ミルトン自身は、非言語で沢山クライアントさんに働きかけ、「ハイパー・ラポール」状態を作っていたわけですね。


この文脈でさらに、東洋的な意識へのアプローチ(非言語の)が注目され、メンタリズムにおいても同様であると、
お2人とも同意しています。


「非言語で脳にダイレクトにはたらきかけること」
なるほど〜〜。
これは人間存在とコミュニケーションに関わる、
「超奥義」のようですね。


コミュニケーションの現場で、
「言葉にされてない何か」「微妙な、なにげない動作」や「気配」「場の雰囲気」等を、丁寧に観察すること(カリブレーション)が、ひじょうに大切なのですね。