声に 耳を 澄ます

目覚めようとしている「まどろみの時間」、起き出すにはまだ早い時間に、布団の中で、
夢の続きを味わったりしています。
そのまま自分の呼吸を感じれば、自然に瞑想的な意識状態に入ることもやりやすかったりします。
今朝のそんな時間に、私の内で言葉が響いて感じられていました
ーー「受け入れる」心は声のトーンに現れるーーと。

ひとと向かい合う時に、お互いにリラックスできていれば、
相手も落ち着いて、いつもよりユッタリ話すでしょうし、
自分もまた「自分自身」として一致しながら、心そのままに話しているでしょう。

その「関係」が充分に受け入れられていない時、
咽喉は微妙に締まり、声のトーンは変化し、
あるいは咳きこんだりもするかもしれない。

ひとを本当に「受け入れて」いる時の自分の声とは、どんなだろう?
自分の真実の声はどこにあるだろう?
ーーそんな風に感じながら眠りの中で、耳を澄ましていました。

そして、その「心」の在り方・状態を想い出すこと……。
それはひととの「間」を風のように流れながら、
自然な「声」と共に響いている、のではないでしょうか。