家族のスピリットが再集合する時


日帰りで実家に戻り、お盆をすごしました。


断酒継続中のため、酒を飲まないで両親と話していると…
いつもとまた違って、自分の感情やひとの意識が繊細に感じられるようで、
興味深いプロセスです。


父の継母が亡くなった時の話、
日本を出たきり連絡のない私の弟の話……
お盆というのは、家族のスピリットが再集合して思い出す機会でもあるんだな。


連絡のない弟も、
「遠いアメリカで、たぶん幸せに暮らしているだろう」
ーーこれを受け入れるようになった、と父が話す。
右目から涙をこぼしながら。
そうだねえ…。


あらためておもうと……
家族の「幸せ」って、何だろう。
家族の「光」と「影」。


「影」の淵にたたずんでみると、「光」はいっそうまぶしく見える。
お盆ならではの、静かな時間。