具体的な関係性が、いやすーードナさんの話その2


ドナさんのワークショップの話の続きです。


……雲が流れていくのを、私は無言で見上げていた。
ビルの7階にある会場の、
窓際に座れば、
秋ならではの高い空をみられるのです。


その時、「言葉なく沈黙の内に、集中していること」が、
この「場」への捧げ物として適切にーー
私には感じられた。



今回のWSで気づいたのはーー
具体的な「誰か」との関係性が、
私という人間には癒しになるんだなあ〜
ーーということ。


私が座っていると、
代わる代わる誰かがやってきて、
「ブンさんに、何かしてあげられることはない?」と
聞いてくれたり、


別の誰かは、
膝の上に、ただ手の平を置いてくれたりした…。


「具体的な誰かとの関係性」って、
ごく当たり前のこと、
ですよね。
でも今の私には、
そこに「フシギな何か?」が
あるようにおもえるのです。


これは、何なのかな?


これは、何だろう…?



具体的な○○さんや☆☆さんとの関係が、
臆面も無く、
「こわれやすい/傷つきやすい存在」である私を、
今いやしていくれている
ーーということ。


そう……「臆面も無く」
さらけ出している、
だけなのです。