人間にとって「不安」とはなんだろうーー「香りの旅からの便り」読者さんから

bun_tao2007-03-07



"アンフォールド Unfold”がお送りしているメールマガジン「香りの旅からの便り」3月号「語り継ぐこと、オープンな自分でいること」http://d.hatena.ne.jp/bun_tao/20070305/p1
に、T・Mさんから早速フィードバックを頂きました。
ご了承を得て、転載・紹介します。


今日いただいたメルマガ、心が震えました。


 僕も似たような体験があります。
高校を卒業してから大学四年間、
真っ暗闇の中を独りで歩いているような気持ちでした。


最近になって、ようやく変化が起きてきた感じです。
やはり、自分が通ってきた、そして取り組んでいる「課題」に
かつて真剣に取り組んできた方と知り合えたからなのでしょうか?


(そういえば大学四年間、自分の中の暗い部分や不安感を
  人に話したことなんてありませんでした。
    話したところで誰もわかってくれっこないと思ってましたし)



だから、今、本当に恵まれていると思います。
そして、深く感謝しています。



僕も何年かしたら、
僕と同じように不安と向き合っている人の力になれるでしょうか?」




▼ブンのコメント
人間にとって「不安」とは、根本的になんでしょう??
ーーこれを機会として洞察してみたい。


私も「不安」とつきあってカレコレ40年……(笑)。
(今となったからこそ、
言える面もあるかもしれませんが)


「不安」がその人を前に進める、
「不安」がその人に何かを探求させるーー
そういう面もあるのではないでしょうか。


そして「影」があるから、
「光」はさらにマブシク感じられるもの。


「最近になって、ようやく変化が起きてきた」この今を、
味わいましょう。
「真っ暗闇の中」を、よ〜く歩いてきたね。



最後の、「何年かしたら……人の力になれるでしょうか?」という質問
ーーはい、今すぐ、人の力になれますよ!!


苦しんでいる時って、「無力」のように思えてしまう。
そんなことはないんだよ。
苦しんでいる人も、
いや、苦しんでいる当人だからこそ、
経験をわかちあうことで、
誰かにエネルギーをもたらすことができます。


瞬間瞬間に、
オープンに、誠実に、
存在していればそれでいいのですよ。
(自分に無理のない範囲で、「できるだけ」ね。)