"アンフォールド Unfold”のグループワーク4つの要素ーー昨夜の新月と香りの会から


昨夜は、「新月と香りの会ーーいて座の新月」をおこないました。
http://www.unfold.jp/newmoon/newmoon.index.html
12月の締めくくりにふさわしい雰囲気の会、とできたようです。
守秘義務がありますので、個人的なことは書けませんが、
私が感じたことを、ここに覚え書きしますね。


新月と香りの会」は、新月の夜にグループで、
精油の香りをかぎながらメディテーションする会です。
もしもこの会の様子を横から見たとしたら……
参加された方々と車座になって、おとなしく香りをかいでいるだけ……
ほとんどそんな風にみえるかもシレナイ(笑)。


それなのに、不思議とホンワカ、気持ちがやわらいで、
新月の会はいつも終ります。
ここに4つの要素があるだろうと思うのです。


●第1の要素ーー「香りを聴く」ことの良さ
普段よりもジックリ時間をかけて、香りを体験します。
鼻でかぐだけではなくて、胸やお腹、額、背中……
身体全体で香りを感じるように、お薦めしています。
これを「香りを聴く」といいます。


すると自然に呼吸が深くなり、
軽い瞑想状態に(瞑想が苦手な方でも)入りやすくなり、
リラックスして、平和な気分になります。


●第2の要素ーー"センツ・オブ・ノーイング" という香りの良さ
ここで用いる香りは主に、ジャック・チェイトマン氏が蒸留した"センツ・オブ・ノーイング"という精油ですが、
この香りの持っているバイブレーションや質の良さも、
もちろん重要な要素です。


ただ香りを「かいでいるだけ」でも、
感情やイメージや記憶などがどんどん引き出されてくるというのは、
なかなか無いことでしょう。
▼"センツ・オブ・ノーイング"について詳しくはHPをご参照下さい
http://www.unfold.jp/scents/scents2.html


●第3の要素ーーグループ・ワークと、そのファシリテーション(進行)
この頃何人かの方々から、私のグループ・ワークのファシリテーション
ほめていただけるようにもなりました。
「私なりの、グループ・ファシリテーション」をこれまで何年も追求してきましたので、
こうしてファシリテーションのクオリティをほめていただけるのは、
心から嬉しいです。


あんまり自讃しますと、反動が怖いですが(笑)。
実は背景でいろいろな蓄積を積み重ねて、試行錯誤しながら、
ファシリテーション技術を探求していますので、
この面にも着目してほしいのです。


例えば、参加された皆さんの「場」の中心ではなく、
少しズレた場所に控え目に位置して、
「場」のあちこちに湧き起る小さな「声」や現象を丁寧にキャッチして、
全員で感じられるように共有して行くと、良いようです。


まだまだ工夫の必要が多々あるのも、わかっています。
さらに豊かなファシリテーションを目指して行きたい、と考えています。


●第4の要素ーーその日集まった皆さんの「個性のハーモニー」
こうしてグループ・ワークを進めますと、
その日集まった皆さん、初対面同士であっても、
何か「ハーモニー」のような雰囲気が生まれてきます。


毎月行なっている「新月と香りの会」では、その時毎にメンバーが変わりますので、
1回毎にちがった収穫を感じさせる「場」となります。


この「個性のハーモニー」も、本当にありがたく、
「縁」の産み出すものは、
虹色のような不思議なグラテーションを持っています。



こんな4つの要素が相互作用しながら、
うみだすドラマが「新月と香りの会」であり、
"アンフォールド Unfold”の「香りのグループ・ワーク」なのです。


ご関心をお持ちの方は、気楽にご参加下さいね。
次回は、2008/1/8(火)夜6時30分から、「山羊座新月」です。
http://www.unfold.jp/newmoon/newmoon.index.html