自分の「ダメダメさ」をひき受ける


「我ながら、本当にダメだな〜〜」
と、「ダメダメな自分」と出会っていましたよ。


ラム・ダスの本を話題として、メルマガ「香りの旅からの便り」の原稿を書こうとしていたのですが、
丸2日半かけても、うまく書けないのです(泣)。



昨夜はさじを投げてしまい、
布団の上で半分死んでいる状態……。
眠れない夜を過ごしながら、
今までで「1番苦しかった時期」を思い出して、瞑想していました。



……人生をやり直そうと、生活環境も仕事も何もかも最低限(ミニマム)にして、
先行きの見えない模索をしていた頃。
「どうやって生き残れたのか? サバイバルできたのか?」
今から思えば……自分でもわからないくらいの、
気持ちの面でも経済的にも「限界ギリギリ」の頃。


私はあれから、何が変化しているのだろうか?
「ダメダメ」な自分は、
あんまり変化していないのだろうか……。
私の「初心」には、
「ダメダメな自分」がいる。



「気づき」が「成長」に変わるポイントとは何だろう……。
メディテーション(瞑想/内観)すれば、潜在意識から「気づき」を得ることは、比較的容易にできる。
それは、「ダメダメ」が自分の深い所にいるーーという「気づき」でもあったりしますが。
(自分が100%「ダメダメ」であるーーというわけではないのです。
自分の1部として「ダメダメ」がいるという意味です。)



「気づき」をひき受けるーーということかもしれない。
目をそむけるのではなく、ごまかすのではなく、
正面から「ひき受ける」。
そこに「気づき」が「成長」に変化する、
ひとつのポイントがありそうだ。


「ひき受ける」という言葉では、十分に表わしきれない感もあるけど、
今の私には「ひき受ける」という表現しか見当たらない。



「自分の『ダメダメさ』をひき受ける。」
「自分の「初心」でもある、『ダメダメさ』をひき受ける。」


そう繰り返し、口に出して言ってみると……
下腹部、丹田にチカラもジワジワ湧いてくる。


私は、この「ダメダメな自分」と共に、
本当にまったく「何も持ってない」「何も所有していない」所から、
長い道を歩いてきた。