セラピスト、カウンセラー、コーチ、ヒーラーの技術や知識は、15%しか結果に影響しないカモ?

過去40年にわたる心理療法をメタ分析して、
その効果に「何が効いているのか」を研究すると、
こんなとても興味深いデータが出ているそうです。
(Lambert, M. J. 1992)



・1番に効果をもたらしているのはーー治療外の要因(Extratherapeutic Change)40%
セッション以外で起こる偶然の出来事。
お客様(クライエント)が元々持っている強さ・リソース・能力。


・2番目にーー治療関係の要因(Common Factors)30%
セラピスト・カウンセラーとクライエントとの関係性(心理学ではラポールといわれます)。
受容や共感、思いやり、はげましのある関係性。


・3番目にーーセッションへの希望・期待感(Expectancy、Placebo effects)15%
お客様(クライエント)が、「このセッションを受けると、何か良いことが起こる」と思える、期待感。


・4番目にーーモデルと技法(Techniques)15%
心理療法やカウンセリング技法・テクニックが、実際にもたらす効果。



いかがでしょうか?
このデータをあなたは、どう感じますか??
これはおそらく心理的なセラピーやカウンセリングだけでなく、
コーチングやヒーリング、様々な対人支援全般に、概ねあてはまることでしょう。


「40%の効果に繋がっているのは、
セッションとセッションの間の日常生活で、
その方に何が起こり、何を感じ、気づけるかということ」なのですね。
ーー私としては、むしろこれは意義深い、
冷静な観点からのデータとおもうのです。



●「セッションが終った後、日常に戻ってからも……自分の内面を感じるようにして下さい」と、
お客様(クライエント)に話し伝えることが、本当に重要になってきます。


セッションの直後に喜んだり、気分が良くなるのに注目し過ぎることは、
本質とは少し違っているかもしれない。
その方が日常を生き続ける中で、「現実」を変えたいのですから。


(気分が良くなったり、喜びを求めたい気持ちも、
勿論よくわかりますよ。)


”アンフォールド”では http://www.unfold.jp/
ワークショップ等の各種のイベント、
個人セッションの後でも、
かならずアフターケアのEメールをお送りしています。
また、「無料の電話フォローアップ」も毎日随時行っています。


日常のプロセスの中で「起こること」「感じること」が大切であるのを、
皆さんにお伝えしたい。
セッションの後でも、皆さんをサポート・支援し続けたいと、
願っています。



●2番目に大切なのが(30%)、
信頼関係(ラポール)、受容や共感、思いやり、はげまし、勇気づけることーー
これも私達に元気を与えてくれるデータでしょう!


信頼関係(ラポール)がある所で、
ひとの持つ可能性や資質は開いていけるのですね。
シンプルだけど基本的なことに、目覚めさせられます。



●もしもセラピスト、カウンセラー、コーチ、ヒーラーの技術や知識は、15%しか結果に影響しないかもしれないとしても……
それは施術者側の「エゴ」を小さくして、謙虚にしてくれる。


セラピスト、カウンセラー、コーチ、ヒーラーが自分の能力、技術や知識で何かができるという「思い込み」から、
自由になれるとしたら、
それはむしろ喜ばしいことだ。


私達はもっとおおらかに、
人と人との間で生まれる「何か」、行動変化、そしてミラクルを、
信頼して良いのかもしれないですね。



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