自分を見ている「もう1人の自分」から学ぶ

自分を見ている、「もう1人の自分」がいる。


私は2002年から、自分の講座やワークショップを企画・運営し始めて、
これまで少なくとも260回〜300回以上の講座やワークショップを行ってきました。
そして時々は、他の方のセミナーや講座、ワークショップに参加させて頂くこともあるわけですが、
ここで興味深いことに気づきました。


ある講座に参加していて、とっても「緊張している自分」がいたのです。


そして、そんな自分を観察している、「もう1人の自分」も確かにいます。



子供の頃の私は、緊張してアガリやすいタイプだったのですが、
もちろんこの数年は、だいぶこういうことにも慣れてきています。
ですので、おおむねリラックスして、くつろいだ状態で、他の方の講座に参加できるのですが、
この日は、声が聞き取りにくいくらいに、小さくなっていました。
つまり、その「場」に対して緊張している。



その時同時に、「もう1人の自分」が、
「こんな緊張している『場』になっている。今ここで、何が起こっているのだろう??」
ーーと、自分自身と「場」を観察してもいます。



そこでまた、気づかされました!
私の講座やワークショップでも、参加された方が、
小さな声で話している場合があります。
(といいますか……その方にとっては、小さな声でしか話せないのですね。)



それでも何かの瞬間に、
その人の声が変わり、のびのびと話し出すことがある。
この「変化の瞬間」が大切なんですね!
この瞬間に、その方の内面で、
「アッ、そうか!」という「気づき」が、確かに出現している。



そんな参加された方々の、微細な変化を丁寧にキャッチして、
コミュニケーションできる講座やワークショップを、
私=”アンフォールド”としては、作りたいと思うのです http://www.unfold.jp/